NV350キャラバンは、純正のままだとドアロックしてもドアミラーは自動で閉じないため、鍵を閉めたか不安になったり、いちいち車内のボタンでミラーを折りたたむのも地味なストレスになります。
ディーラーオプションで追加すると高額になるのですが、実は社外の自動格納キットを使えば3,000円前後でキーレス連動化が可能です。
作業自体はカプラーオンと簡単な配線割り込みで済むため、DIY初心者でも十分チャレンジできます。
本記事では、取り付け手順を写真付きで分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
チロルこの記事は以下のような方におすすめ!
・手動でのミラー格納がストレス
・キーレス連動でミラーを自動格納したい
・費用を抑えるためDIYにチャレンジしたい
キーレス連動のメリット
リモコンキーのロック/アンロック操作とドアミラー格納が連動するようになると、以下のような大きなメリットがあります。
1. 鍵がかかっているかひと目でわかる
ドアロックの施錠状況を、少し離れた場所からでもミラーの角度を見るだけで判別できます。
車を降りて歩き出した後に「あれ、鍵閉めたっけ?」と不安になっても、振り返ってミラーが閉じていれば施錠できていることが確認できます。
わざわざ車まで戻って施錠を確認する手間がなくなり、鍵の閉め忘れ防止にも大きく貢献します。
2. ドアミラー開閉スイッチを押す手間が省ける
乗降のたびに車内のミラー開閉スイッチを手動で操作する、毎日の地味なストレスから解放されます。
ドアロックを解除すれば自動でミラーが開き、降車時にリモコンでロックすれば自動で閉じるため、一切の無駄な動作がなくなります。
狭い駐車場でのミラーたたみ忘れを防げるだけでなく、乗り降りの一連の流れがスマートかつ快適になります。
DIY概要
施工した車両


【車両スペック】
・車種:日産NV350キャラバン(E26型)
・年式:2020年
・ボディ形状:標準
NV350キャラバンは、純正標準状態ではドアロックに連動したドアミラー自動開閉機能がついていません。
キーレス連動化をディーラーオプションで頼むと、他機能とのセットや工賃を含め数万円と高額になります。
社外汎用キットを活用して出費をわずか3,000円に抑えつつ、便利なドアミラー自動開閉機能をつけるDIY施工の費用対効果は非常に高いと言えます。
使用したアイテム
今回使用したのは、こちらの日産車用ドアミラー格納ユニットです。
他メーカーでも車種名で検索すれば、似たような汎用キットが簡単に見つかると思います。
中身はシンプルで、本体ユニット、ハーネス、エレクトロタップ、説明書の4点が入っていました。


作業手順
NV350キャラバンを例に、ドアミラー自動格納ユニットの取り付け作業手順を紹介していきます。
インパネサイドカバー外し
運転席側のドアを開け、インパネの右側面にあるサイドカバーを外します。


爪がかかっているだけなので、取っ手の部分に手をかけて引っ張ると簡単に外れます。


サイドカバーを外すと、インパネの中が見えるようになります。


インパネロアカバー外し
次に、運転席足元にあるインパネロアカバーを取り外していきます。


1か所、ネジ留めしてあるので事前にこちらを外す必要があります。


少し見づらいですが、トルクスネジで留まっています。


ネジを外したら、この隙間に内装剥がしをいれてパネルを引っ張ると外すことができます。


爪で数か所留まっているだけなので、そこまで力がいらず簡単に外すことができます。


本体ユニットコネクタ接続
インパネロアカバーを外すと、内側にコネクタが見えます。


真ん中の爪を押さえながら、コネクタを外します。


本体ユニットとハーネスを接続した状態の汎用キットを用意します。


外したコネクタに、ドアミラー格納ユニットのコネクタを割り込ませます。


本体ユニットは、インパネロアカバー内側の邪魔にならないところに両面テープで固定しておきます。


キックパネル外し
次に、アクセルペダルの右奥にあるキックパネルを取り外します。


2か所のネジ留めを外して、パネルを手前に引っ張ると簡単に外れます。


配線作業
説明書には、こちらのように各配線の色と役割について記載されています。


本体ユニットと車両側の配線の対応関係をまとめると、以下のようになります。
| 本体ユニット | 車両(NV350キャラバン) | |
|---|---|---|
| 常時電源 | 赤 | ピンク |
| ドアロック信号 | 青 | グレー |
| ドアアンロック信号 | 緑 | 緑 |
では実際の配線作業の説明に移ります。
キックパネルを外したところの奥から1個目のカプラーが出てきますが、本命のカプラーはこれではなくもっと奥の見えづらいところにいます。


少し見づらいですが、さらに奥にある少し小さいカプラーを引き出しました。
この後の配線作業のために、巻かれていたビニールテープは剥がした状態にしています。


本体ユニットの緑線は、車両側の緑線と接続します。


本体ユニットの青線は、車両側のグレー線と接続します。


付属のエレクトロタップはちょっと小さく、配線作業は少し大変でした。エレクトロタップが開かないように絶縁テープできつく巻いておきましたが、大きめのエレクトロタップをお持ちの場合はそちらを使用した方が楽に作業できると思います。
緑線(アンロック信号)とグレー線(ドアロック信号)は比較的細いのでまだエレクトロタップで接続できたのですが、ピンク線(常時電源)は太いので付属のエレクトロタップの使用は諦めました。


この箇所はエーモンの分岐ハーネスを使用してピンク線を分岐し、本体ユニットの赤線を接続しました。


配線作業はこれで完了ですので、あとはパネル類をすべて元通りに戻すだけです。
ちなみに、緑線(ドアアンロック信号)を接続しなければ、エンジンONでミラーが展開する仕様(ドアアンロックではミラーは展開されない)にすることができます。
| パターン | 緑線(ドアアンロック信号) | ミラー格納 | ミラー展開 | 特徴・メリット |
|---|---|---|---|---|
| A | 接続 | 鍵を閉めたとき | 鍵を開けたとき | 車に乗る前にミラーが開くので自然(こだわりが無ければこちらがおすすめ) |
| B | 接続なし | 鍵を閉めたとき | エンジンをかけたとき | 荷物を取り出すためだけに鍵を開けた時、無駄にミラーが開かない(モーターに優しい) |
ドアミラー展開動作【満足の仕上がり!】
作業完了後、ドアミラーが無事に展開/格納することを確認できました。
純正でキーレス連動する他の車と比較しても、なんら違和感のないスムーズな動作で開閉してくれます。
まとめ
本記事では、社外の自動格納キットを使用して、ドアミラーの自動格納を実現する方法について解説しました。
結果として、たった3,000円で他社純正と同等のキーレス連動ミラー格納ができるようになり、大満足のDIYとなりました。
作業としても手順通りに進めていくだけで難易度は高くないので、気になった方はぜひ挑戦してみてください。



本記事が、キャンピングカーDIYに興味がある人にとって少しでも有益になれば嬉しいです。
