こちらの記事では、自作キャンピングカーの天井ライトの取り付けと配線方法について写真と図を交えて紹介したいと思います。
車内の天井に板を張り、そこにライトを取り付けるだけでキャンピングカーとしての雰囲気が一気に出るうえ、車内で過ごすときの快適度がかなり上がるのでぜひチェックしてみてください。
チロルこの記事は以下のような方におすすめ!
・キャンピングカーを自作している
・自分で配線作業に挑戦したい
・車中泊を快適に過ごしたい
ライトの取付け個数
まず天井ライトの個数についてですが、私の場合は6個を等間隔で取り付けました。
実際に車中泊をしてみても車内はとても明るく、ライトは6個でちょうどいいと感じております。


感覚的に4個だと明かりが少なく、立ち位置によっては自分の影でものが見づらくなったりするのではないかと思います。
作業手順
それでは、実際に天井ライトを取り付ける手順について紹介していきます。
天井板の丸穴加工
まずは天井に取り付ける板に対し、ライト取り付け用の丸穴をホールソーであけていきます。
このとき、ライトにあった径のホールソーで穴をあけていきましょう。


使用する工具も含めて天井板の加工については、以下の記事で詳しく紹介しています。
加工の詳細に興味があればこちらも参考にしてみてください。


ライトの配線延長
天井板に取り付ける前に、ライトの配線を延長しておきます。
ライトには最低限の長さのケーブルしかついていないので、長さの延長は必須となります。
まずは写真のように、ケーブル端末にギボシ端子を取り付けていきます。


下の写真がケーブルを延長した状態のライトです。
天井板に取り付けたあとに、天井裏にケーブルを通して配線をバッテリーまで延ばす必要があるので、ある程度長めに延長しておくといいと思います。


ちなみに今回、配線の延長には以下の商品を使用しました。
ライトの消費電力は小さいのでもう少し細い配線コードを使用しても良かったのですが、その他の配線作業にも使えてかつ線長が長くて安価なものを選択しました。
また、電気配線には大量のギボシ端子を使用するので、その都度購入するよりはこのような端子セットを買ってしまったほうが楽でお得になります。
ライトの取り付け
配線が延長できたら、ライトを天井板に取り付けていきます。
この作業は板を天井に取り付ける前に行いましょう。
そのほうが楽に配線を天井裏に通すことができます。
取り付ける際には、赤丸で囲んだ金属のクリップを矢印方向に折りたたみながらライトを丸穴にはめていきます。





緑点線部分に塗装剥がれがあるのですが、ライトを取り付けると隠れて見えなくなります。そのため、天井板の丸穴加工のときは、この程度の剥がれや傷は気にする必要はありません。
金属のクリップにはバネがついているので、下図のように丸穴に通したあと手を離すともとの形に戻ってライトは天井板に固定されます。


配線取り回し
ライトがついた状態の板を天井に取り付けたら配線はひとまず天井の端に逃がしておき、残りの天井板もすべて張っていきます。


続いて配線をまとめていく作業に移ります。
今回計6個のライトを取り付けていて、それぞれプラスとマイナスの配線があるので、計12本のケーブルがあることになります。
この配線をまとめてプラス配線1本、マイナス配線1本の計2本にしてバッテリーへとつなげていきます。
もし各ライトの点灯タイミングを分けたい場合はここで配線をまとめないほうがいいですが、今回はあくまでライトのオン/オフをすべて同時で制御する前提の説明となります。特にこだわりがなければ、このあと説明する私と同じ方法で問題ないと思います


上の写真が各配線をまとめている過程を写したものになりますが、これがどういう状況かを下の図で説明していきます。


この図は、プラス側の配線6本をいかにして1本にまとめているかを示しています。
ここでは、配線2本を1本にまとめる分岐ハーネスを複数個使用しました。
少し手間ではありますが、1本ずつケーブルの端にギボシ端子を取り付け、この分岐ハーネスに接続していきました。



ギボシ端子で接続しておくことで、万が一故障などで線をはずさないといけなくなったときに簡単に取り外すことができます。
なお、上の図ではプラス配線だけを表示していますが、実際はマイナス配線も同様のことを行っています。
もっとスマートなやり方もありそうですが、今回は1個1個安全を確認しながら着実に進めるこの方法を採用しました。
点灯確認
実際にライトが点くかを確認して、配線に問題がないことをチェックしていきます。
試運転のときは下の写真のように、とりあえずケーブルの端をちょんとバッテリーに当てて点灯確認をしました。
あくまで点灯するか確認するためだけなので、ライトを長時間点灯するときは丸型端子を取り付けるなど適切な配線を組みましょう。


ライトが点くことが確認できると、ようやくここで一安心できます。



ここまで結構時間もかかっているので、実際にライトが点くと報われた気分になります!


調光器取り付け
実際に車中泊で利用するうえで、ライトはオン/オフだけでなく明るさを調整できると非常に便利です。
車内で映画を見る時に薄暗くしたり、寝起きは明かりのトーンを少し落としたりと、意外とライトの明るさを調整したくなるシーンが出てくると思います。
そのため、ライトの配線ができたら調光器を取り付けることをおすすめします。
調光器には赤、黒、白の3つのケーブルがあるため配線は一見複雑に見えますが、下の図のように接続をするだけなのでけっして難しくありません。


調光器のマイナス配線(黒色)とライトのプラス配線(赤色)を接続するため少し違和感を感じるかもしれませんが、こちらの配線で問題ありません。
なお、上の図はライトのみに注目してあえてシンプルに配線図を書いていますが、実際はスイッチパネルを取り入れた配線にすると実使用上とても便利になります。
詳しくは以下の記事で紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。


まとめ
本記事では、キャンピングカーの天井ライトの取り付けと配線について紹介をしました。
配線というと少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、一個ずつ手順を踏んでいくと意外とシンプルな工程となります。
完成したときには大きな達成感が得られますので、よろしければぜひ挑戦してみてください。



本記事が、キャンピングカーDIYに興味がある人にとって少しでも有益になれば嬉しいです。
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