こちらの記事では、ソーラーパネルをキャンピングカーのルーフに取り付ける際に必要となる、かしめナットの取り付け工程について紹介をしていきます。
安全性の観点から接着剤とボルト締結を併用したソーラーパネル取り付けを推奨しているのですが、その前準備としてかしめナット取り付け作業はとても大切な工程となります。
チロル本記事では、実際の作業時の写真を交えながら詳しく紹介していきます!
なお、ボルト締結が必要な理由の詳細については、以下の親記事をご確認いただけると幸いです。


かしめナットとは
かしめナットは締結部品の一種で、板金に対してボルトを締結するために使用されるナットです。
分厚い鋼板であれば直接板をねじ切るという選択肢もありますが、その方法だと嵌合するネジ山が少なく締結強度に不安が残ります。
特に薄い板金だとほとんどネジ山ができないので、そのような場合にはかしめナットを取り付ける方法が非常に有効となります。



かしめナットを使用することで、ボルト抜けなどのリスクを減らすことができます。
リベッターと呼ばれる器具を使用してかしめナットを板金にがっちりと固定することで、板金にボルトの締結点をつくることが可能となります。


ナットのねじ径検討
ソーラーパネルをルーフに取り付ける際、ボルトをソーラーパネルのハトメ穴に通して締結していきます。
ソーラーパネルのハトメ穴の直径は6mmなので、ばらつきなども考慮にいれてM5ボルトを使ってボルト締結するのが適当と考えます。
よって、それに合わせてかしめナットもM5を使用します。


かしめナット取り付け
事前にルーフにあけた穴に、かしめナットを取り付けていきます。
なお、ルーフへの穴あけ作業の詳細については以下の記事を参照ください。


穴にかしめナットをセットし、リベッターを使ってかしめることでナットはルーフにがっちりと取り付けられます。


「かしめる」という作業に馴染みがない方もいらっしゃると思いますが、ナット取り付け後(かしめ後)の状態を簡単なイメージ図で示すと以下のようになります。


リベッターによってナットをこのように変形する(かしめる)ことによって、ナットはルーフから取れることなくしっかりと固定されます。



リベッターの使い方については、以下の商品ページに動画付きで詳しく説明されています。
ゴリラグルーで止水
取り付けたかしめナットは、そのままだと雨水が車内に入ってくる懸念があります。
ナットのまわりをゴリラグルーで止水しておきましょう。


この止水について、イメージを図で示すと下図のようになります。


ナットとルーフのわずかな隙間から毛細管現象などで水が車内に染み出してくる可能性があるので、その隙間をゴリラグルーで完全に塞いでおくイメージです。
以上で、かしめナットの取り付け作業は完了です。
まとめ
本記事では、ルーフへのかしめナット取り付け作業について紹介をしました。
かしめナットの取り付け方法や止水方法など詳しくまとめてありますので、実際に作業をされる際には本記事を見返して参考にしていただければと思います。



本記事が、キャンピングカーDIYに興味がある人にとって少しでも有益になれば嬉しいです。
【親記事はこちら】


