こちらの記事では、キャンピングカーへのフレキシブルタイプソーラーパネルの取り付け方法について詳しく紹介していきます。
ソーラーパネルの取り付け方には様々な選択肢がありますが、一方でそれぞれ注意すべき点もあります。
私の実施した取り付け方法であれば安全面において自信を持ってオススメできるので、実際に作業をされる方の参考となればと思います。
チロルこの記事は以下のような方におすすめ!
・ソーラーパネルに興味がある
・ソーラーパネルの導入を検討している
・ソーラーパネルの固定方法がわからない
取り付け方法の検討
ソーラーパネルの取り付け方法ですが、私は接着剤とボルト締結を併用しました。
メーカーが推奨している取り付け方法が接着剤を使う方法なのですが、接着があまいと強い日差しで高温になったり大雨で雨水が浸透したりして剥がれやすくなる可能性もあり注意が必要です。
実際に取り付け方法が悪く、高速道路を走行中にソーラーパネルが吹き飛んだ事例もあるようです。
そこで私は、接着剤をソーラーパネルメーカーの指示通りに塗布したうえで、万が一にも走行時にソーラーパネルが吹き飛んだりしないようにボルト締結を併用することを決めました。





ソーラーパネルの取り付けは自己責任なので、より安全な取り付けとなるように工夫をしました。
取り付け位置の検討
ソーラーパネルの横幅が、ちょうどルーフのビード(凸形状)位置とぴったりだったので、ビード位置に合うようにソーラーパネルを配置しました。


ビードの上に設置することでソーラーパネルの下に空気が通る空間ができ、適度に熱を逃がすことで高い発電効率を維持することができます。


作業手順
ルーフの穴あけ
まずは、ソーラーパネルをボルト締結するために必要な穴をあけていきます。
はじめは細いドリルで穴をあけ、そのあとステップドリルを使用して穴サイズを拡大していくとうまくいきます。


このとき、穴の位置はソーラーパネルのハトメ穴に合わせるようにしましょう。


なお、ここであけた穴は、この後紹介するかしめナットを取り付けるために使用されます。
どこにどのような穴をあけるか、より詳しく紹介しているのが以下の記事となるので、興味があればこちらも参照してみてください。


かしめナット取り付け
ルーフに穴があいたら、そこにM5のかしめナットを取り付けていきます。
かしめナットは締結部品の一種で、板金などに対してボルト締結するために使用されるナットです。
リベッターと呼ばれる器具を使用して、かしめナットを板金にがっちりと固定することで、板金にボルトの締結点をつくることが可能となります。


取り付けたかしめナットは、そのままだと雨水が車内に入ってくる懸念があります。
ナットのまわりをゴリラグルーで止水しておきましょう。


こうして、ソーラーパネルをボルト締結する下準備ができました。
かしめナット取り付けに関する具体的な工程については以下の記事で紹介しておりますので、実際に作業をされる際はこちらを参照いただければと思います。


接着剤で取り付け
ボルト締結する前に、接着剤を使ってソーラーパネルをルーフに取り付けていきます。
接着剤を塗布する範囲ですが、以下の図の青色枠がソーラーパネルが置かれる場所に対し、黄色線が接着剤を塗布する箇所です。
ちなみに赤丸はボルト締結をする箇所を示しています。
車両前側については、走行時の風でソーラーパネルが吹き飛んでしまわないよう隙間なく接着剤を塗布します。


接着剤を塗布する際には、ルーフのビード部分とソーラーパネルがまんべんなく接着するように、下の写真のように少しジグザグに接着剤を塗っていきました。


接着作業については以下の記事でより詳細に紹介しておりますので、よろしければこちらも参照してみてください。


ボルト締結
ソーラーパネルをルーフに接着した後は、接着剤が乾く前にM5ボルトを締結していきます。
その際、ボルトにはロックタイトを塗って締結をしました。
緩み止めがメインですが、ロックタイトでボルトとナットのネジ山同士の隙間を密閉し、雨水が車室内に入り込む経路をなくす狙いもあります。


また暫定の処置ではありますが、ボルトの上に耐水性のテープを貼り付けて、直接雨水にさらされないようにしておきました。
ボルトを埋めるようにシーラーしてもいいとは思うのですが、ボルトを外したくなったときに面倒になると思い、しばらくテープで様子見をしている状態です。





たまにテープを剥がして見ていますが、2年経った今でもボルトが錆びるようなことはありません。
取り付け後の見栄え
ソーラーパネル取り付け後は、下の写真のようになります。
接着剤でしっかりと固定されている上、四隅をボルト締結しているのでルーフから剥がれるような心配は一切ありません。
ルーフのビードを活用してソーラーパネルの下に適度な隙間があるため、熱がこもることもなく発電効率を高い状態で維持することが可能となっています。


まとめ
本記事では、ソーラーパネルの取り付け方法を紹介しました。
いくつか注意すべき点はありますが、きちんとポイントを押さえることで安全でかつ効率の高いソーラーパネル発電を実現することが可能となります。
実際に作業される際は、ぜひこちらの記事を参考にしていただければと思います。



本記事が、キャンピングカーDIYに興味がある人にとって少しでも有益になれば嬉しいです。
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